猫のこと②
7時を過ぎたあたりから
猫の様子が変わってきました。
吐きそうな様子をみせたのです。
今までの経験上こうなると
かなり体調が悪いはずです。
娘は自分の布団に猫をくるみ
ソファーの上に布団ごとのせました。
獣医から、体温が低いので暖めるよう
言われていた私たちは、リビングの空調機を
暖房にし、部屋で一番暖かいソファーの近くで
看病していました。
吐く様子は見せたものの
ガマンできたようで、少しだけ落ち着きました。
ソファーの猫を撫でながら、
今日は病院に行くのはよそうよ、とか
一日中ここで様子をみながら、
ごはんが食べれるようなら、スープにしようとか
取り止めもなくしゃべっていました。
すると娘が言ったのです。
「くー、目は開いているけど
意識がない。瞳孔もひらいてない。」
私は彼のお腹をさすっていたので
気付きませんでしたが、顔をみると確かに
そうでした。
そして 呼吸も浅く早くなり
時々口呼吸に変わっていきました。
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